作業紹介-身箱

こんにちは!今回は「身箱」と呼ばれる軽作業をご紹介したいと思います。
「身箱」とは、京亀さまで使用される、ギフトなどを詰めるケースのことを言います。
サイズは「大」「中」「小」とあり、今回ご紹介するのは「身箱」の「小」です。

身箱を組み立てる前の板がこちら。

この画像では少し見にくいですが、折れ目が付いており、組み立てる際に折りやすいようになっています。

これを折れ目に沿って組み立てていきます。

少しでもキズが付いたり、折れ目が乱れたりすると破損になってしまうので注意が必要です。
私も始めたての頃は何度も折りたたみを重ねるうちに段ボールがよれ、箱のツメが刺さらなくなってしまい、何度も破損を出してしまいました。
上級者は、段ボールに“ハリ”のある状態のまま、あまり手数をかけずに組み立てるので、立派な身箱ができます。
手際よくパッパと組み立てるその作業はまるでお寿司の職人さんのよう!プロ意識が感じられます。

これはツメがきれいに入っています

こちらが失敗例。 ツメが入らなくなってしまっています

組み立てられた身箱をチェックしたのち、段ボール箱に詰めます。

段ボール1箱に22個の身箱を詰めて、発送準備完了です!

この軽作業は学び舎では基本的な作業で、ほぼ毎日この作業が入ってきます。
このブログだけでは難しそうに見えるかもしれませんが、慣れれば誰でも作れるようになるので、ご安心を!